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電話の効果測定で、最適な媒体で広告を配信しよう

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本記事ではリアル広告でもWebと同じように効果を計る方法について、その可能性や方法について考察します。

Web チャネルの強み

従来の Web チャネルでのマーケティング(Web広告など) の強みは、その広告がどのくらい効果があったのか、どのくらい収益に結びついたのかが数値化されて分析できることにありました。これがコンバージョン率と言われ、Webマーケティングの分野が一般化されてきました。広告による数値がわかると、どの方法・どの場所に広告を設置すると最も効果が良いか客観的に判断できます。指標に基づいた分析で最適なコストで効果が得られる場所に広告を設置できるのです。

そのため、あらゆる広告のウェブサービスは、広告の効果を計測するためのツールを提供しています。最もよく使われているのは、Google アナリティクスでしょう。どんな Web サイトでも簡単に導入でき、詳細なデータまで取ることのできる Google アナリティクスは Web の効果測定に大きな影響を与えました。

しかし、弱点があります。それがリアルでの問い合わせです。すぐにお客様がコンタクトを取りたい場合、Webは有効ではないのです。具体的にはチラシ、テレビ、本などPCを超えた全てのチャネルは今だに電話による問い合わせが最も手軽で効果の高いチャネルなのです。QR コードなどの技術が登場しましたが、わざわざQRコードを撮る手間をかけるくらいなら電話番号を入力したいものです。

電話でも広告効果は測定できる

Webと同じように電話で効果測定ができると、どのような効果が期待できるのでしょうか。それは「どこに電話番号を載せると最も効果的なのか」がわかるようになることを意味します。たいていの場合、一斉にキャンペーンを始めるときにはあらゆる広告手段(TV, ラジオ, 電車内、チラシ、張り紙 etc..)を利用することでしょう。さて、その中でTVは最もコストがかかり、最も電話の入りが期待できます。しかし、チラシのようなコストがあまりかからない方法でも電話の入りがわかれば、チラシに注力した方がいいという結論にもなるでしょう。これはビジネスによって当たりやすい広告手段が違いますので、効果測定が必須となるのです。

効果測定の方法

同じ電話番号を載せて問い合わせに対応してしまうと、電話での効果測定は不可能です。そのため、分析したい広告手段や種類ごとに電話番号を複数持つようにします。それぞれの番号を各広告媒体に掲載することで、チャネルごとの着信数や成約に至った件数が数値として把握できます。

電話番号を手軽に増やす、ということが今まで難しかったため、この方法を手軽に実現する方法はありませんでした。しかし、最近のクラウドの技術を使い、電話番号を手軽に複数購入して運用できれば、この課題は解決できます。

終わりに

最適な広告媒体で効率よく告知し、よりきめ細やかな対応を実践できる時代になりました。古いままの方法でとにかく無駄にお金を使うのか、スマートに最適な広告を投下できるのか。それは数値による測定にかかっています。

ぜひ広告効果測定の新しい事例として挑戦してみてください。