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Skypeを簡易コールセンターシステムとして使う際の注意点とアドバイス

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「Skype」では、050から始まる電話番号を取得することができます。その番号を使えば、固定電話などと通話することも可能です。本記事では、実際に050番号を取得して利用してみた経験を元に、Skypeを簡易コールセンターシステムとして使う際の注意点とアドバイスについてまとめました。

Skypeを簡易コールセンターシステムとして使うまでの流れ

Skypeを簡易コールセンターシステムとして使うためには、以下のようなステップを踏む必要があるでしょう。

  1. Skype番号(050番号)の取得

  2. Skypeで電話を受ける

  3. Skypeから電話をかける

  4. その他設定を行う

それでは、具体的にどのような設定が必要か、費用はいくらかかるか、注意すべき点はどこか、それぞれ見ていきましょう。

1. Skype番号(050番号)を取得する

まず、固定電話や携帯電話とSkypeで通話するためには、050から始まるSkype番号を取得する必要があります。

取得ページより、まず “国(日本)” を選択。その後、以下の画面から取得したい “電話番号” を選択します。

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すると、月額プランを選択する画面になります。今回、私は “3ヶ月月額プラン” を選択しました。

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その後、請求先住所の入力や支払い方法の入力を求められるので、必要事項を入力。購入を完了します。

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購入が完了すると、メールアドレス宛に「納品メール」が届きます。

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これで、050番号の取得は完了
かかった費用は、3ヶ月で855円(1ヶ月あたり約300円)。
Skypeのマイアカウントページから確認できます。

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<注意点>
・Skype番号は、アカウントに対して10番号まで紐付けることができるようです。そのため、Skypeを活用して簡易的なコールセンター代行を想定しているような場合には、案件の上限も10までと制限されてしまうでしょう。(詳しくは、Skypeヘルプセンターを参照)

2. Skypeで電話を受ける

試しに、自分の携帯電話から、今回取得した050番号へ電話をかけてみます。すると、以下のようにPC上で電話を受けることができました。

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もちろん、スマートフォンにアプリをインストールしておけば、スマートフォンでも電話を受けることが可能です。

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<注意点>
・Skype番号に発信する際に、発信者側には「インターネット経由でお繋ぎします」という音声が流れます。もしかしたら、この音声が気になる人もいるかもしれません。
・スマートフォンでアプリを起動させていなくても、着信通知はされます。しかし、着信があったことには少し気付きにくいように感じました。
・Skype番号への着信を複数名で受けるようにしたい場合、同一のアカウントID/パスワードでSkypeにログインする必要があるようです。

3. Skypeから電話をかける

続いて、Skype番号からの外線発信です。先ほどの着信履歴を元に、自分の携帯へ電話をかけようとしたところ、「Skypeクレジットが不足しています」というメッセージが表示され、発信ができませんでした。

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Skypeから外線発信するためには、「Skypeクレジットをチャージする」か「月額プランを契約する」かのどちらかが必要とのことでした。そのため、ひとまず左下の “475円/月のプラン” に申し込んでみました。

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申し込みが完了すると、マイアカウントページに通話可能な残り分数が表示されます。これで、外線発信が可能になりました。

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<注意点>
・Skype番号から外線発信すると、相手には「非通知」として着信が届きます。どうやら日本は発信者番号通知のサポート対象外のようです。(詳しくはSkypeヘルプセンターを参照)

4. その他設定を行う

マイアカウントページでは、「Skype外通話転送」という設定も可能です。通話に出られない時に、音声メッセージを流して留守録する、指定した電話番号に着信を転送するといった設定が可能です。

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“音声メッセージ” を選択すると、以下のようにSkype上で留守録データを確認できるようになりました。

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また、グループを作成すれば、複数名での音声通話(グループ通話)も可能です。

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以下はグループに追加した2名に、Skype番号から同時に発信した際の画面です。

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<注意点>
・指定した電話番号への着信転送機能も、「Skypeクレジットをチャージする」か「月額プランを契約する」かしないと使えませんでした。
・グループ通話をする場合、発信者(グループのホスト)が電話を切断すると、グループ全体の通話が終了します。グループへの参加者(電話がかかってきた側)が電話を切断しても、グループ全体の通話は終了しません。

まとめ

今回、Skype番号の取得から電話の発着信までを試してみました。 その結果、発信した際に非通知になってしまうなど、Skypeを簡易コールセンターシステムとして活用するにはネックとなる部分が多いように感じました。

受電専用システムとして利用する、個人利用をメインに電話番号を取得するなど、利用シーンはある程度限定されるでしょう。 ただ、海外への発信通話などの面で料金的なメリットも大いにあるので、自身の利用目的を今一度明確にして、利用するかどうかを検討する必要があるでしょう。

本記事が、現在、簡易的なコールセンターシステムの導入を検討されている方の参考になれば幸いです。Skypeに限らず、比較的安価に利用できるコールセンターシステムも登場してきているので、幅広く検討してみるといいでしょう。